放射線科の紹介

MRI装置

MRIとは、Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の頭文字をとったもので、撮影には磁場と高周波を使用しており磁場が高ければ高いほど画質はよくなります。
当院では、1.5テスラという最高の解像度を持つ最新鋭のMRIを導入し、極めて精度の高い画像による診断を行っております。

MRI

MRIは、磁力を使ってからだの様々な断面像を撮像しますので、放射線による被曝は有りません。また、頭部・胸部・腹部・脊椎、他全身の画像を撮像したり、造影剤を使用せずに血管・膵管・胆管等の情報を得ることができ、全身の診断に効果があります。
特に、血管につきましては、造影剤を使わずに血管を見る新しい撮影法FBIという検査法により、これまでの方法では見えにくかった下肢の細かい血管をしかも動脈と静脈を分けて鮮明に描出できます。

下肢動脈
動脈硬化による狭窄部(MRI)が明瞭に描出されています。(非造影)

下肢静脈
深部静脈が明瞭に描出されています。(非造影)

下腿部(膝下部分)。
(非造影)




頚椎

腰椎

頭部MRA


乳房(単純)

乳房(造影)
腫瘍(MRI)が明瞭に描出されています。

従来の装置は、検査の時に工事現場のような激しい音がしていましたが、当院のMRI装置は、高い診断能はもちろん、静粛性においても世界トップレベルの装置ですので、よりリラックスしながら安心して検査を受けていただけます。